Up 火山噴出物の堆積 → サバク 作成: 2024-04-06
更新: 2024-04-07


    火山の噴出物が広く厚く積もると,そこはサバクである。
    将来土壌が形成されるとしても,長い時間がかかる。

Google Map ( 2024-04-06) から引用:




暗褐色の部分は玄武岩溶岩由来,明るい部分は流紋岩質マグマの上昇がつくった山体:


玄武岩溶岩原の中の火口群



  • 西之島
       Wikipedia「西之島」から引用:
    西之島は海洋島であり、2008年時点では1973年の噴火後まだ時間が経過していなかったため植物相は貧弱で、スベリヒユ、オヒシバ、イヌビエ、グンバイヒルガオ、ハマゴウ及びツルナの6種しか確認されていなかった。
    これらの多くは、種子の海流散布を行う植物である。
    動物では、‥‥ アリやクモ ‥‥が確認されていた。‥‥‥
    島全域が特別保護地区である。島に人は居住しておらず、調査のための上陸時には種子を含む外来生物を持ち込まないため海に潜って身体を洗い流すルールとなっている。
    2013年11月以降の継続的な噴火活動で流れ出した溶岩により、1973年の噴火以降に形成された島の全域が覆われ、2015年時点で植物の存在が確認できない状況となった。
    その後は飛来する海鳥などによって種子が運ばれた植物や昆虫などが定着。海鳥の排泄物および腐敗・分解された死骸から表土が再生しつつある。‥‥
    環境省が2016年10月25日に発表した同月20日の上陸調査結果などによると、‥‥ 昆虫はトンボやハサミムシ、ガの幼虫、植物はオヒシバやイヌビエなど3種類が確認された。
    2019年9月3日から9月5日にかけての環境省による上陸調査では、鳥類5種の繁殖と、節足動物(トビカツオブシムシを含む昆虫やダニなど)33種 ‥‥ が確認された。
    アオツラカツオドリは60羽以上おり、尖閣列島を超える日本国内最大の集団となっている。
    なお、噴火後の西之島において、ワモンゴキブリが大量に発見されている。ワモンゴキブリは噴火前に漁業者の船などから島に流入し、噴火後に生き残った個体が増加したものと考えられている。環境省は島全体の生態系への影響を懸念しており、ワモンゴキブリが繁殖した原因を分析するとともに、駆除するなどの対応を検討している。 ‥‥
    噴火後の西之島は、人間の干渉を極力排して生態系が回復・形成される過程を観察する場とされている。

Wikipedia「西之島」から引用:
(画像のスケールは同じ)
2013-12-08


2013-12-24


2014-07-04


2015-03-01



  • 参考ウェブサイト