■ 地上設置型開閉器塔(SWT)
開閉器とは電気用語でスイッチを意味します。
6,600V高圧系統を区分するための装置で、高圧系統を切ったりつなげたりする役割があります。
一般的に、普段は開閉器が「閉」つまりオンの状態になってますが、作業や保守点検などで必要な際には「開」つまりオフにすることができます。
■ 地上設置型変圧器塔(TR)
6,600Vの高圧で送られてくる電気を降圧し、100V/200Vの低圧に下げて配電するための装置です。
通称「パットマウント」と呼ばれています。
電気は高圧であればあるほど、大量の電力をより細い電線で送電でき、さらに送電ロスが少なくなるという性質があります。しかし、高圧の電気には、感電のリスクなどが高いなどの扱いにくい点があります。そのため、変電所やパットマウント変圧器など要所要所で変圧して、目的通りの電圧に調整しています。
■ 地上設置型低圧分岐装置(LB)
地中の低圧電線路の幹線を分岐させ、家庭やお店といった需要家に配線するための分岐箱です。
地上設置型のほか、地中のハンドホール内に設置する分岐装置もあります。
他の電力会社ではLBではなくLSと略しているところが多いようです。
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