Up 「厚労省 新型コロナ厳格措置見直し着手」 作成: 2021-08-10
更新: 2021-08-10


    世の中が正気に返る兆しが,官と民の両方から見えるようになってきた。

      産経新聞, 2021-08-09 20:35
    新型コロナ厳格措置見直し 厚労省着手
    感染症法の扱い緩和も
     新型コロナウイルスの感染者の入院勧告や就業制限などに関し、結核やSARS(重症急性呼吸器症候群)以上の厳格な措置をとる感染症法上の運用について、厚生労働省が見直しに着手したことが9日、分かった。 医療関係者から、感染症指定医療機関などでの対応が必要となる現行の扱いは、病床の逼迫(ひっぱく)を招く一因との指摘が出ており、季節性インフルエンザ並みに移行するかが議論の中心になる。
     感染症法には、感染力や致死率などをもとに1〜5類と「新型インフルエンザ等」の主に6つの類型がある。1類に近付くほどより厳しい措置がとられる。
     新型コロナは現在「新型インフル等」の類型に位置付けられ、自治体や医療機関は、結核などの2類相当、あるいはそれ以上の厳格な対応をしている。具体的には、症状がない人も含めた入院勧告や就業制限、濃厚接触者や感染経路の調査などだ。
     この位置づけについて、全国保健所長会は今年1月、厚労省に「特別な病気とのイメージが広がり、診療拒否など地域医療体制のバランスを崩しかねない。新型インフルとは異なる疾患と丁寧に説明してほしい」との意見書を提出。田村憲久厚労相は7月の記者会見で、「感染症法上の位置づけをどうするか当然考えないといけない」と見直しの検討を表明した。
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      読売新聞 北海道版, 2021-08-09
    沿道「密」 最終日も防げず
    札幌駅前通 人垣何重にも
     札幌市に移転された東京五輪の競歩、マラソンは8日、全5種目が終了した。 新型コロナウイルス対策のため沿道での観戦自粛が時びかけられたが、初日から観客が詰めかけた。 最終日の男子マラソンでは、道外客も目立ち、札幌駅前通や大通公園で何重にも人垣ができた。 呼びかけで「密」を防ぐことはできなかった。
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      読売新聞 北海道版, 2021-08-10
    五輪マラソン ゴール時 人出4割増 大通駅周辺
    お盆の交通機関予約増
     7、8日に札幌市で行われた東京五輪マラソンの発着点となった大通駅周辺の人出が、新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」適用前に比べ、約4割増えたことが、NTTドコモのデータでわかった。
    両日を含めたお盆期間中の交通機関の予約状況は昨年より好調で、今後各地で人出の増加がみられる可能性がある。
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