Up | 「致死率」デマゴギー | 作成: 2020-12-16 更新: 2020-12-16 |
そこで,「新型コロナは恐ろしい」「まっとうな者なら新型コロナを恐れる」をキャンペーンする。
思考停止の大衆は,「致死率2%前後」をそのまま受け取る。 そしてつぎの思いを持ち,新型コロナに恐怖する:
自分が感染したときその1人になることは,ふつうにありそうだ。」 NHK の謂う「これまでの致死率1.4%」は,12月16日時点だと,死亡人数 2768 を「感染確認人数」18万8437 で割って出していることになる:
NHK の使っているトリックは,思考停止の者でなければ,明らかである。 「感染確認人数」を感染者数に取り換えているのである。 「感染確認人数」は,感染者の掘り起こしをやって見つけた陽性者数である。 新型コロナの感染力がインフルエンザ並なら,感染を経過した者の数は1千万くらいは優に超えていることになる。 NHK は,確信犯的に情報操作をするところである。 NHK は,情報操作で世論誘導することを是としている。 これは, 「目的は手段を正当化する」のイデオロギーに即いているということである。 NHKニュースの世論誘導は露骨であるが,思考停止の大衆はこれに騙される。 大衆が新型コロナを恐れるのは,新型コロナの致死率が高い (「50人に1人」) と思っているからである。 この思考停止の大衆のうちには,報道バラエティーのタレントコメンテータも含まれる。 彼らは,「新型コロナの致死率は高い」を国の隅々まで拡散する役をせっせと務める。 |