肺胞には,つぎの「ゴミ」が絶えず蓄積していることになる:
- 外から吸入した微粒子
- 無機物
- 有機物 (生物由来)
微生物──生体・休眠体・死骸 (の破片)
菌類の胞子
花粉,等
- 肺胞の産生物
- 常在微生物の老廃物・排泄物・死骸
肺胞では,これらのゴミが適切に処理されていることになる。
──そうでなければ,肺胞はゴミ屋敷になって,機能しなくなる。
ゴミ処理システムは,つぎの2つで考えることになる:
- 常在微生物による分解
- 最終的に,二酸化炭素と溶存イオンへ
- 溶存イオンは,栄養塩類として常在微生物の間で循環
- 体の機能
- 肺胞分泌液による溶解
- 細胞による吸収と分解 (「貪食」)
- 他の部位に移送──間質への浸透,血液/リンパ系への移行
- 咳で,ゴミを吐き出す
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