Up 「霊魂不滅」 作成: 2016-03-31
更新: 2016-03-31


    わたしの一回性の不思議は,《わたしは,<わたし>が仮のカラダに棲んでいるところのもの》の想いに向かわせる。
    この想いは,「カラダは死ぬが<わたし>は不滅」の想いに発展する。

    仮のカラダに棲んでいる<わたし>の存在身分は,「霊魂」である。
    「カラダは死ぬが<わたし>は不滅」は,「霊魂不滅」の表現になる。

    実際,「霊魂不滅」の信心を現す行為は,ヒトの生態系の要素である:
    • 仏壇に手を合わせる,墓参りをする
    • いまごろは天国で‥‥」「空のお星様になって‥‥」の言い方を用いる
    • 式次第に「黙祷」を入れる

    これらの行為は,《これに抗うことは,反社会的》となる行為である。
    したがって,《これに抗うことはあり得ない》となっている行為である。
    「霊魂不滅」を信心しない者も,これらの行為をすることになる。
    ──生態学では,「お付き合い」「体裁」といった主題になる。