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「霊魂<わたし>」の想いへ
作成: 2016-03-31
更新: 2016-03-31
わたしの一回性の不思議は,独自存在として<わたし>を立てる発想に,ひとを向かわせる。
カラダと<わたし>の二分法を立てるわけである。
カラダと<わたし>の二分法は,わたしに対するつぎの捉えに進む:
《わたしは,<わたし>が仮のカラダに棲んでいるところのもの》
さらに,この想いは,カラダと<わたし>の実際的切り離しの想いに向かわせる。
「幽体離脱」とか「のりうつり」が想われるというわけである。
仮のカラダに棲んでいる<わたし>の存在身分は,「霊魂」である。
こうして,わたしの一回性の不思議は,「霊魂」の想いに向かわせる。