Up | 年金運営の実際 : 要旨 | 作成: 2020-12-05 更新: 2020-12-08 |
それは,つぎのようなイメージということになる:
日本人の平均寿命は,2018年で,男性 81.25 歳, 女性 87.32 歳
受給月額 64,941円
年金は,毎年,保険料収入を超えた額が支出されている:
年金積立金はどのくらいあるかというと,2019年度で
実際,赤字収支は,国の予算で帳尻合わせをする (「年金特別会計」)。 赤字は,「国債」と称する債務で補填する。──この中身は,「金造り」である。 会計に色々な名前をつけて目くらましをする。 ──そもそも「金に色はついてない」から,保険料収入が給付費に回るわけでもない(註)。 この結果が, つぎのような「バランスシート」である: |
「年金積立金」「安心制度設計」は,騙しである。 しかし,「赤字収支」を言うならば,国の財政からしてそうである: これらのデータに対して「国が破産!」のリアクションをするのは,俗物である。 ここは,「なんでこんなやり方が通用するのか?」と,先ず不思議に思うべきところである。 実際,国は金を造ることができるので,「破産」は無い。 「金が市中に溢れる → ハイパーインフレ」はだれでも頭に浮かぶが,これを論証できた者はいない。 俗物は,己の思考停止を肯定するために,己の単純思考に味方しない論に対し「トンデモ論」のことばを使う。 数学・科学にいささかでも関わってきた者は,俗物の謂う「トンデモ論」に問題の意外な核心が含まれていることを見てきたものである。 ここはひとつ「トンデモ論」を編み出してみるところか。 |