社会人の大学院修士課程への積極的な受入れを図っていくため,各大学の選択により,通常の教育方法に加え週末や夏休み期間中などにおいて集中して授業又は研究指導を行うなどの履修形態の工夫や,一定の職業経験の成果を生かした特定課題研究・修士論文の作成の指導などのカリキュラムの工夫により,1年以上2年未満の修業年限でも修了することが可能なコースを設けることができるような仕組みを導入し,大学院で高度な知識・能力を身に付け社会の各分野で指導的な役割を担う人材の養成に資することが必要である。 その際,導入の趣旨から,社会人を対象とすることを原則とすること,及び現行の修士の学位を授与するにふさわしい水準を確保することが必要である。 |