Up 「就職対策指導」の意味 作成: 2008-05-12
更新: 2008-05-12


    「就職対策指導」とは,学生につぎの力をつけようとする指導のことである:
      入社試験に合格する力 (就職対策・就職活動ができる力)
    つぎの力をつけようとする指導のことではない:
      入社してから必要になる力

    例えば,教員志望学生が対象の「就職対策指導」は,学生につぎの力をつけようとする指導のことである:
      教員採用試験に合格する力
    つぎの力をつけようとする指導のことではない:
      教員になってから必要になる力


    指導は,つぎの2段階になる:
    1. 就職意識をもたせる。
    2. 就職の技術をもたせる。

    「就職の技術をもたせる」の指導内容は,つぎのものである:
      相手が自分を買ってくれるためには,
      相手に対し自分をどのように見せればよいか
    すなわち,化粧の仕方 (「自分を魅力的に見せるには,どのように化粧すればよいか」) を指導する。

    実際,「就職対策指導」を進める者はつぎのように考えていることになる:

      学生は,地の能力に関しては,だいたい横並びしている。
      この場合,差別化の方法は,<化粧>である。