Up リーダシップ → 破綻両端の振り子運動 作成: 2008-08-30
更新: 2008-08-30


    中央指導 (「リーダシップ」) 体制の組織は,「振り子運動」の条件を満たす:

    1. 一般に人間は,独りでは,二値思考しかできない。
      (ただし,リーダになる者は,自分がこうだとは思わない。)
    2. リーダの世代/担当交替が,失敗忘却になる。

    この振り子運動は,<組織の破産>を両極にしたものになる。
    ──「リーダシップ」体制は,組織破壊を繰り返す振り子運動に嵌る。

    特に,「組織改革」の最悪パターンは,「よいものを壊す」という形で組織を破産に導くところの,つぎの組み合わせである:
    1. リーダシップ──組織を破産に導く
    2. 組織の商品化──「売れる=よい」にする

      事例研究:国立大学の「法人化」