Up ディジタル教材の考え方 作成: 2009-01-09
更新: 2011-10-23




オンラインブック版
    
    導 入

0. はじめに
 0.1 本テクストの趣旨
 0.2 ディジタル教材の試行と失敗学


 1 部 ディジタルの分限

1. ディジタルを授業に使う意味を考える
 1.0 要旨
 1.1 ディジタルの分限の理解
 1.2 メディアが変わればカラダが変わる
 1.3 バーチャル・リアリティ
 1.4 デモンストレーション (プレゼンテーション)

2. ディジタルは,<教える>メディアではない
 2.0 要旨
 2.1 「カラダの形成」に関して
 2.2 「<つくる>をさせる」に関して
 2.3 「動作をわからせる」に関して
 2.4 「論理をわからせる」に関して
 2.5 「チョークと黒板」の意味
 2.6 ディジタルは,<教えたことにする>メディア

3. 授業でディジタル教材が有効になる場合
 3.0 要旨
 3.1 ディジタル教材が有効な場合
 3.2 精巧な表現


 2 部 ディジタルの実際使用

4. 授業とディジタルの相性の悪さ
 4.0 要旨
 4.1 ディジタルと「チョーク・黒板」の相性の悪さ
 4.2 授業の中でではなく授業単位で使う・使わないを切替え
 4.3 ディジタルは,べつに使わなくてもよい

5. 教授/学習材のディジタル化は,運用面で利点がある
 5.1 要旨
 5.2 保存・使い回しがラク
 5.3 低コスト (費用・時間・労力の経済)
 5.4 大事よりもコストカットが優先される風潮と合致


 3 部 ディジタル教材の作成

6. 主題研究・授業設計から始まる
 6.0 要旨
 6.1 ディジタル教材は,授業設計ができた上での話
 6.2 主題研究をサボらない
 6.3 授業設計では<理詰め>を心掛ける

7. ディジタル教材作成の考え方
 7.0 要旨
 7.1 シンプル (余計なものの徹底排除)
 7.2 凝るところと凝らないところを間違えない
 7.3 不足感は蛇足に進む
 7.4 色はノイズになる
 7.5 「3Dは錯視の利用」に留意
 7.6 観察・実験のディジタル教材はインチキになる
 7.7 アニメーションの使用は,疑ってかかる
 7.8 興味を喚起するのは,あくまでも主題の内容


    閉 じ

8. おわりに


    付 録

9. レジメ1
 9.1 ディジタル教材に伴う問題の理解
 9.2 ディジタル・コンテンツは,作り手・送り手の都合/満足の表現
 9.3 ディジタル・プレゼンは,「ショー」で終わってしまう
 9.4 ディジタル・プレゼンをつくる者が嵌る落とし穴
 9.5 授業の条件
 9.6 授業者が嵌るディジタル教材の落とし穴
 9.7 例:算数・数学の授業の場合
 9.8 「チョークと黒板」の意味
 9.9 従来型の授業をする力が基本
 9.10 授業でディジタルコンテンツを使う場合
 9.11 オンライン教材――実現はたいへん
 9.12 ディジタル教材に取り組む意味を考える
 9.13 参考

10. レジメ2 ( PowerPoint の場合)
 10.1 趣旨
 10.2 PowerPoint について
 10.3 失敗パターン
 10.4 「ディスプレイ」に対する思い込み (認識の誤り)
 10.5 ディスプレイは,<教える>にはならない
 10.6 言説・情報に惑わされる/騙される
 10.7 「ディジタル教材」の考え方
 10.8 ディスプレイ制作の考え方
 10.9 ディジタル教材の自然なあり方:オンライン自学習材