Up ディジタル教材に取り組む意味を考える 作成: 2008-08-16
更新: 2008-08-16


  1. ディジタル教材は,教材の望ましい形 (将来形) なんかではない。

  2. 「使えるディジタル教材」は,失敗体験の十分な蓄積の上に,可能になる。
    • ディジタル教材を試行することの収穫は,失敗学。
      ディジタル教材の失敗学から,「教える/わかる」とはどういうことかが反照的に理解されてくる。

  3. 教科専門性が根本。
    • 教科専門性が弱ければ,確かな教材はつくれない。
      ──しかも,自分の間違いに気づけない。(← これがいちばんこわいこと。)
      メディアリテラシーが教材をつくらせるのではない。教科専門性が教材をつくらせる。
    • 「近道」を信じてはならない。
      ──この意味で,「センス」を信じてはならない。