- ディジタル・コンテンツを使用するとき,傾向性として,授業者は授業の条件に反することをやってしまう:
- 授業の形が,「つくらせる」ではなく,「見せる」なってしまう。
──「見る=できる」にしてしまう。
- 授業の進行が速くなってしまう。
──わからない授業をやってしまい,そしてそのことに気づかない。
- ディジタル・ディスプレイは,「つくる」を教えられない
- ディジタル教材/学習材をつくろうとする授業者は,「つくる」のバーチャルをつくろうとする。
しかし,「つくる」のバーチャルでは,「つくる」を教えられない。
- 「ディスプレイで捨てられてしまっているもの」に気づけることが重要。
- 図・記号・テクストのディスプレイは,この図・記号・テクストをつくる工程(書き順・組み立て順序) を示していない。
- 工程のステップ・バイ・ステップのディスプレイ,あるいはアニメーションへとつくり込んでも,この図・記号・テクストをつくるカラダの動き・力加減・呼吸といったものを示せない。
- ちなみに,「カラダを閑却し,<つくる>を教えない」という誤りを同じく犯しているものに,「ワークシート」がある。
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