Up 「ディジタル教材」の考え方 作成: 2010-01-18
更新: 2010-01-18


    授業で「コンピュータ・ディスプレイ」がオプションになるのは,どんな場合か?

    <見る>が学習の形になる条件:
      映像を通して本物をとらえられる
      特に,本物がわかっている

    本物の指導をひととおり終えていることが,「コンピュータ・ディスプレイ」がオプションにできる条件:
      核となる<わかる> (カラダ) がつくられた後
      ──<わかる> (カラダ) をつくるものは,カラダの作業。


    使用されるケース
    1. 本質的なところだけを表示する (ノイズとなるものを除く)

      バーチャル処理の意味は,物理法則等の現実法則から脱けるということ。
      カラダを使って作業したらグチャグチャになってしまう場合に,有効。

      • 値を小数で出す測定
      • 三角関数のグラフを描く仕組み (アニメーション)

    2. 事例・発展的事例の紹介

      いくつかの事例で,核となる<わかる>をつくる。そしてこれの後,発展──他の事例・発展的事例 (概念の外延) を扱うステージ──に進む。この「発展」で,<見る>を使うことがあり得る。
      <いろいろ>を,手っ取り早くディスプレイ。
      いろいろをやって,カラダに慣らす。

      • 単位量を表す図形の敷き詰めによる,いろいろな図の面積の測定 (敷き詰めのディスプレイ)

    3. 厳密さを問題にする表現の制作 (ラフをやった後)

      • 関数のグラフ
      • 導関数・原始関数のグラフの作図
      • 1次変換による点移動のパターン,図の変形

    4. 手作業では厖大な時間と労力のかかる表現の制作

      • 表などの資料
      • リアルから数学的形式を読ませるときの,リアル・サンプル
        • 「対称形のもの」