Up 教育内容は? 作成: 2007-12-08
更新: 2007-12-08


    「生涯学習教育」をつぎのカテゴリーで考える (「学生」種別は?):

      教職大学院   一般  
      正規  
      非正規 研修 教員研修  
      その他  
      一般公開講座  
      ( 人材育成型, 自己充足支援型)


    このうち,「正規・教職大学院」と「非正規・研修・教員研修」は,教員養成課程の領分にあるので,「教育内容」では問題にならない。
    これが問題になる形は,「教育的意義・必要性」「需要」「コスト対パフォーマンス比」である。

    「一般公開講座」も「教育内容」では問題にならない。 ──ただしこの場合は,「授業者の裁量でよい」の意味で,「教育内容」が問題にならない。
    「一般公開講座」が問題になる形も,「教育的意義・必要性」「需要」「コスト対パフォーマンス比」である。


    「研修・その他」では,「教育内容は?」は「教員養成課程において,教員以外のどんな人材の育成をプログラムできるか?」の問題になる。 そしてこれは,スタッフの専門性と陣容の問題になる。

    教員養成課程では,このコースは無理・無用とすべきである。
    ここで無理をしなければならない理由はない。
    また,無理することは,「コースの粉飾」ということになって,犯罪である。

      「改革」の時代には,「ベンチャーが正しい」「本業外のことに手を出すのが正しい」の風潮 (地道・正道・本分を蔑視する風潮) になり,全体がこれに流されるようになる。これは集団心理であり,後になって「狂乱・バブルであった」と後悔し,自ら恥じ入ることになるものである。

    よって,本論考では以下「研修・その他」を考察外とする。 すなわち,「生涯学習教育」のカテゴリーはつぎのようになる:

      教職大学院   一般  
      正規  
      非正規 教員研修  
      一般公開講座  
      ( 人材育成型, 自己充足支援型)