Up ムード先行 作成: 2007-11-22
更新: 2007-11-22


    「生涯学習教育」については,従来からつぎの趣がある:少しも実質的/実体的でないのに,ただムードで受け入れられている。
    実際,「生涯学習教育」に対しては,「実施することが善であり,これに対しては異論があるはずがない」の思いがもたれている。


    国立大学の「法人化」では,「国立大学の大衆化は実施することが善であり,これに対しては異論があるはずがない」が国立大学の中に入ってくる。
    そして,「生涯学習教育」に改めて光があてられるようになる:

      国立大学の大衆化の課題に応えねばならないが,ここに
       従来から研究され実績がつまれてきた生涯学習教育がある


    現実は,「実績」は研究実績に過ぎない。
    国立大学にとって,「生涯学習教育」は未体験ゾーンである。
    そして「生涯学習教育」は,少なくとも教員養成課程の場合,合理性の説明を立てる段階から早くも困難になる。

    しかし,この困難が正しく受けとめられていない。
    そして,ムード先行で,「生涯学習教育」プログラムの実施に直接入っていく。