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個別指導
作成: 1999-04-15
更新: 1999-04-15
リテラシー教育の対象者は,一様ではありません。つぎのような点で,違いがあります:
能力/スキル
レディネス
環境
身につけさせたいリテラシーの内容と程度
したがって,画一的な教育・研修では,生徒の条件と合わない授業内容になることは避けられません。特に,生徒個々にとっては,教育内容は低すぎるか高すぎるかです。画一的な教育・研修で効果をあげるのは一般に困難があります。
注意:
だからといって,集合教育一般が否定されるわけではありません。集合教育には集合教育の意義および使いどころがあります。
リテラシー教育では,実質的に「個別指導(個に応じた指導)」として機能する自学習システムを導入することが必須です。あわせて,自学習を不自由なく行える環境(機器,学習スペース)を整備することが必要です。
「個別指導」は,インターネット/イントラネット上のWWWページの形態で実現できます。実際,これが今日最も現実的なソルーションといえます。
「個別指導」の「ワン・トゥー・ワン」を「人対人」で実現することは,現実的でありません。
自学習システム(学習材)は,学習者がつぎのことをできるように構築します:
マイ・ペース学習
学習領域の選択 (← リテラシーの領域を区分)
習熟度別学習 (← リテラシーの各領域につきレベルを設定)
自学習システムは,「リアルタイム授業でない」という一点だけでもすでにマイ・ペース学習の実現になっていますが,これのグレードをさらに高めるために,担当者は以下のことをつねに心掛けるようにします:
つぎのことを明確化して,
個に応じたきめ細かなカリキュラム
を作成し,これを自学習システムの上に実現する:
身につけさせたいリテラシーの領域とレベル
個々の学習者の条件
注意:
これらを曖昧なままにしていると,自学習システムといえども,結局は十把ひとからげの教育になってしまいます。
コンテンツ
のグレード・アップ
インタラクティビティ(対話性)
のグレード・アップ
評価の手法
のグレード・アップ