Up 授業は,<一点集中>の時間的流れの実現 作成: 2008-07-10
更新: 2008-07-10


    授業は,「わからせる」メディアとして,<つくる>を見せる。
    <つくる>を見せるために,つぎのような時間の流れを実現する:
      <つくる>が進行しているその都度のポイントに,
      生徒は<一点集中>する。
    (<一点集中>とは,他のものに注意が向かわない・違った方向に行ってしまわないということ。)

    板書は,まさにこれをやっている。

    コンピュータは,<できあがり>を見せるメディアであり,<つくる>を見せるのには適していない。
    例えば,アニメーションも,人の書く行為の代わりにはならない。
    なぜなら,自分でつくれるようになるとは,手本がつくる通りにつくれるようになるということであり,そしてその手本は,人が行う<つくる>でなければならない。── <つくる>はカラダのものである。