Up 「メディアリテラシー教育」の考え方 作成: 2007-02-26
更新: 2011-10-20



 1. ミスリーディングなことば

 1.1メディアパワーで能力増幅
     ──増幅されるところの専門性が,先ず必要

 1.2情報化社会の課題に応える
     ──「課題」に見えているものは,流行現象

 1.3情報リテラシー
     ──「情報リテラシー」は,専門性の含意



 2. 「メディアリテラシー」とは何であり,何のため?

 2.1 「メディアリテラシー」とは?
 2.2 メディアリテラシーは何のため?


 3. 公教育の位相

 3.1 商品経済社会における「多様な個の共生」の位相

 3.2 情報化の功罪
  3.2.1 便利と軽薄
  3.2.2 効率化と画一化
   コンピュータに人が支配される構造

 3.3 公教育の位相


 4. 「メディアリテラシー教育」はどんな教育のことになる?

 4.1 リテラシー教育のための授業特設は必要?
 4.2 授業者の第一条件は,教科専門性
 4.3 「コンピュータを使えるようにする指導」と割り切る
 4.4 授業に2タイプ :「情報機器の操作」と各教科


 5. 学校教員自身のメディアリテラシーとは?

 5.1 雑務でコンピュータを使わねばならない

 5.2 教授/学習材のディジタル化──問題点と利点
  5.2.0 要旨
  5.2.1 バーチャルは,リアルを知らない者には使えない
  5.2.2 保存・使い回しがラク
  5.2.3 精巧な表現
  5.2.4 低コスト (費用・時間・労力の経済)
  5.2.5 大事よりもコストカットが優先される風潮と合致

 5.3 ディジタルは,<教える>メディアではない
  5.3.0 要旨
  5.3.1 授業は<教える>メディア
  5.3.2 <教える>とは,<つくる>を見せること
  5.3.3 <つくる>を見せる -対- <できあがり>を見せる
  5.3.4 授業は,<一点集中>の時間的流れの実現
  5.3.5 論理は<書き順>に現れる
  5.3.6 ディジタルは,授業では邪魔になる
  5.3.7 ディジタルは,<教えたことにする>メディア

 5.4 授業外/学校外指導のためのウェブサイト構築は有効
 5.5 持ち寄り教材のデータベース企画は失敗する