Up 「メディアリテラシー」とは? 作成: 2008-07-04
更新: 2008-07-04


    メディアリテラシーは,「そのメディアを使って何ができる」という形で述べられる。──こういうふうに述べられるところのものである。 (「何ができる」を空白にして「メディアを使える」と言うことはできない。)

    例えば,ページメーキングソフトの場合,「そのメディアを使って何ができる」にはつぎのようなものがある (いろいろ挙げられる):

    • 紙に印刷の平文に対し,その体裁通りのページ作成ができる。
    • 紙に印刷の平文+表に対し,その体裁通りのページ作成ができる。
    • 紙に印刷の平文+表+図に対し,その体裁通りのページ作成ができる。
    • ある学術的主題に対し,それについてのレポート作成ができる。


    学校が「メディアリテラシー教育」の形で課題化する「メディアリテラシー」は,標準的なパソコン (ネット端末) の上でおよそつぎのことができること:

    • システムのオン・オフ
    • ユーザーログイン・ログアウト
    • アプリケーション・ソフトの使用
      • 標準的な文書作成ソフト,表作成ソフト,図形作成/処理ソフト,ページ作成ソフトを扱う。 (「扱う」の意味は,手本に対して,これと同じものを作成できる。)
      • ウェブ・ブラウザ,メールソフトの標準的な操作
      • セキュリティソフトを扱う。
    • ソフトのインストール・アップデート
      • CDメディアで提供のソフトウェアをインストールする。
      • ネットからソフトウェアをダウンロードしてインストールする。
      • ソフトウェアのアップデート
    • ネット端末の設定
    • 周辺機器の使用
      • 外部メモリ,プリンタ,スキャナ,デジカメ