Up 授業外/学校外指導のためのウェブサイト構築は有効 作成: 2008-07-05
更新: 2008-07-05


    授業外/学校外指導のためのウェブサイト構築は,有効である。
    ──ここで「授業外/学校外指導」の内容は,大きくつぎの3つ:

    1. 情報データベース
    2. 授業外/学校外コミュニケーション
    3. オンライン学習

    ただし,これができるための技能の習得も,これの実行も,容易なことではない。
    なにせ,教員は多忙である。
    そこで,「もし可能なら」の留保を強調した上で,ウェブサイト構築の技能を「学校教員の課題になるメディアリテラシー」の一つとして挙げておく。


    効率的・効果的なシステムになるには,ひと山越える必要がある。 ──そのステージに至るより前は,システムおよびコンテンツの不備・不具合との格闘といった体(てい)で,働きづめになる。
    「ひと山越える」とはどんな感じかというと:

    • 「こうしたらよい」が,つかめてくる。
    • コンテンツが貯まってきて,流用・二次利用の形が可能になる。
    • 「データベース連携」のウェブ技術活用に,調子が出てくる。

    ちなみに,世の中には「教務システム」というものがいろいろ出回っているが,これはオンライン学習をのせるものではない。 ──オンライン学習をのせるのは,ストレスの多い作業になる。
    自分がつくったものに対しては,自分満足できる。 しかし,それが「学習コンテンツ」として実際機能するかというと,これはまったく別問題である。
    「学習コンテンツ」のコツがわかるためには,ずいぶんと修行しなければならない。 そしてこれをストレスの多い条件のもとでやらねばならないとしたら,カラダが参ってしまう。