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「オフサイト教育」とは?
作成: 1997-02-26
修正: 1999-03-10
これまでは,教育を受けるとは学校に足をはこび授業を受けることでした。したがって,教育とは学校に足をはこぶことのできる人に対してのみ開いていたことになります。
しかし今日の情報通信テクノロジーの進歩により,この関係を逆転することが可能になります。これからは,学校の方が教育を受けたい人のもとに足をはこぶ時代です。
もちろんこの「学校」は,地面に根を張った物理的な学校ではありません。バーチャル(virtual=実質的)な学校です。
強調:
実質的に学校
であれば,それは学校に他なりません。
「教育を受けたい人のもとに学校が足をはこぶ教育」を言い表すのに,「
オフサイト(Off-Site) 教育
」のことばを使うことにします。「オフサイト教育」を直訳すると「学習者が授業の場(学校)にいない教育」ですが,その意義をつきつめれば「教育を受けたい人のもとに学校が足をはこぶ教育」になるからです。