Up 「いじめ」を抑止するための指導 作成: 2006-11-06
更新: 2006-11-06


    学校は「いじめ」が起こるべきして起こるところであるが,「いじめ」を抑えることは断固やっていかねばならない。 これには,(1) 指導と (2) 摘発・処罰がある。

    「いじめ」を抑えるための指導とは,どのようなものか?
    いじめはするな」「いじめは,人としてすべきでない」をただ言っても,効果はない。

    「いじめ」を理解させる指導が,「いじめ」を抑えるための指導ということになる。
    「いじめ」とは何であり,なぜ「いじめ」が起こるかを,ただしくそしてていねいに授業する。 トラウマを解きほぐセラピーのスタンスである。
    実際,「いじめ」が何かがわかれば,安心する。 状況や先が見えてくるだけでも安心するわけだ。

    きちんと授業として行うことが肝心である。少なくとも,延べ数時間の授業にはなる。 ──ケーススタディも取り入れて,じっくりやることが必要だ。