Up 粗忽・失敗は人の本性 作成: 2006-04-08
更新: 2006-04-08


    人は,粗忽・失敗から免れ得ない。
    粗忽・失敗は必ず起きる。
    それも,少なくとも年に1度は,かなり大きな失敗をやってしまう。
    これは,確率の問題だ。

    人は,粗忽・失敗を起こさないように始終気を張って生きるなどということはできない。
    また,そんな生き方をする必要はない。

    粗忽・失敗は,人の本性・特性と考えること。
    問題は,やってしまった粗忽・失敗にいかに対応するかだ。
    知力は,粗忽・失敗を起こさないことにではなく,起こしてしまった粗忽・失敗にいかに対応するかで,その程度が測られる。