Up グローバリズム=米国流 作成: 2007-04-14
更新: 2007-04-14


    「グローバリズム」「グローバル化」「世界的潮流」のことばは,結局は「米国流」を指している。
    「グローバリズム」を理解するためには,アメリカという国の特異性を理解しなければならない。

    資本主義は,交通の自由を獲得するとき,グローバリズムになる。
    グローバリズムを生きる企業・個人は,無国籍化/亡国化する。 そして,アメリカは,「グローバルに生きようとする企業・個人を集め,そして彼らに国の繁栄をつくらせる」国になった。
    有力な企業,有能な個人はアメリカに渡る。そして「競争に生き残る」という相で生きる。

    このような国は,いまのところ他にはない。
    アメリカになるとは,自国のあらゆるポストにおいて,外国人と自国民を区別せずにポストの獲得を競わせること。 しかしこのとき,「何のための国か?」「何のための国の繁栄か?」というアイデンティティの問題が生ずる。 ──そして,アイデンティティの犠牲の上に繁栄を取ろうという国は,まだ現れていない。
    この意味で/この限りで,「グローバリズム」とは「米国流」のことである。