Up | 学生における研究忌避の傾向 | 作成: 2006-05-08 更新: 2006-05-08 |
理由は,およそつぎのようだ: もちろん「数学をやりたい」を理由にあげる奇特な学生もいるが,これを除くと, 言ってしまえば「研究忌避」が数学希望の理由ということになる。 本来,学生にとっての大学の意義は「研究を学ぶ場」。 したがって,研究忌避は,「何のために大学に入ってきた」というはなしになってしまう。 一方,学生の「教員志望」の意志は,相対的にしっかりしたものである。 この学生が「大学」の意義としているものは, 「研究」は,この意義においては邪魔/無用となってしまう。 よって,「研究忌避」の問題は,つぎのようになる:
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