Up はじめに 作成: 2021-01-14
更新: 2021-01-14


    はやぶさ2のプロジェクトの成功で,これの特番が放送された。
    また,「これを機会に,初代はやぶさから改めて振り返るとしよう」が趣きの特番も放送された。
    はやぶさを扱った書籍も,色々出たようである。

    はやぶさは,ロケットで軌道に運ばれた後は,地球からリモートで操作され,そしてまた自律的に動くロボットである。
    このロボットの遠隔操作技術・自律運動プログラムがどんなであるかは,テレビや書籍の扱うところとはなっていない。
    高度に専門的であり,「わかる者にはわかる,伝わる者には伝わる」の領分というわけである。

    しかしそれでも,なんとなくでもわかりたいと思うのが人情である。
    そこで,「なんとなくはわかる」の形はどんなか,と考えてみた。
    そして考えたのが,「はやぶさは,高専ロボットの延長」である。

    よって,「高専ロボットが少しはわかる」になれば,「はやぶさがなんとなくはわかる」につながることになる。
    というわけで,「高専ロボットが少しはわかる」を課題にしてみるとする。