Up | Google検索を使わないという選択 | 作成: 2021-10-28 更新: 2021-10-28 |
Google は,かつてのマイクロソフトのような,覇権主義の企業になっている。 そのうえ,営利のための体制迎合がはなはだしい。 このことががいちばんよくわかるのが,Google 検索である。 他の検索エンジンと比較してみるとよい。 (注意:Yahoo! は Google と同じ検索エンジンを使っているので,比較にならない。) Google 検索に表示されるのは,Google イズムに適ったサイトである。 Google が実現しようとする《ネット検索では誰もが Google を使う》は,人に対する Google イズムの洗脳である。 ひとはそれとは知らずに,Google に導かれて行動・思考する者になる。 <Google ロボット>化するというわけである。 提訴に対する Google の反論 :「他の多くの企業がソフトウェアを配布する際に使っている取り決めと何ら変わらない」。 確かにこの通りである。 法が Google の覇権主義を挫くと思う方が,間違っている。 マイクロソフトの覇権主義は,つぎのことが起こって挫かれることになった: Google の覇権主義を挫くものは,ひとのこのような行動である。 即ち,Google が Google 検索を押しつけてくるのを嫌う者たちが,他の検索エンジンを使い出す。 Google 検索と比べたときのその検索エンジンの「立場中立的」が,ひとに認知される。 そして《Google 検索を選択しない》が拡大する。 ということで,他の検索エンジンを試すことを勧める。 取っ掛かりが欲しいというひとには,ここではつぎの検索エンジン (検索サイト) を紹介しておく: "The search engine that plants trees." と謳っているので,環境保護バイアスがかかっているのでは?と危ぶんでしまうが,検索結果は「立場中立的」である。(以前の Google 検索エンジンはこんなふうであった。) そして,Google と違って,ユーザの検索内容を情報収集しないというところも,好感がもてる。 |