Up 石炭貨車積入 作成: 2023-12-19
更新: 2024-02-27


     川島 (1933), p.902
    石炭粉砕防止装置
    塊炭をポケットに装入するにはスパィラルシユートを用ひ、貨車積みをなすには昇降伸縮自在の移動シユートを用ふ。
     又コンベヤーより直ちに貨車に積込む爲め,リターダー及上下に移動し得るベルトコンベヤーを設備せり。
同上, p.903


『美唄市百年史,』, p.1003 から引用:
積込みポケット (1951年)



『足跡 : 三井美唄35年史』から引用:
選炭場積込口



      MILKY WAY WORKSHOP「三美運輸の石炭ポケット」


    三井美唄(末期は「三美運輸」)の石炭ポケット。
    上部はトタン張り、真ん中の貯炭槽部分は鋼材と鉄板、下部のシュート(ホッパー)部はコンクリートである。
    すぐ左に機関庫があり、選炭場は右の山の上にある。
    一日に一回、南美唄からD51の牽くセキが来ていたが、ふだんの入換え作業はB6が担当していた。  3線あるうち、中央と右の間に「機関車運転禁止」の立て札があるが、実際は給炭台(画像の右手前に見えている)を使用せずに、B6をポケット内に入れて炭庫に石炭を落としていた。

MILKY WAY WORKSHOP「三美運輸の機関庫」から引用:


『足跡 : 三井美唄35年史』から引用:
専用線よりチップラーを望む (右側建物は運輸課事務所)



  • 引用文献
    • 川島三郎「美唄の探炭計晝に就て」, 日本礦業會誌, Vol.49 (No.584), 1933., pp.887-909.