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抜掘り式採炭法
作成: 2024-01-23
更新: 2024-01-23
『美唄市百年史』, p.377.
掘進の方法では、炭層をまっすぐ掘り進む単純な方法を「抜掘り式採炭」といい、さきの市川炭鉱では昭和期に入つてなおこの方法であった。
とうぜん通気上,坑道の深さに限界がある。
飯田美唄炭鉱では、
10間の間隔をおいて本坑道 (運搬坑道) と
上連
(
うわつれ
)
坑道 (通風坑) を平行に二本掘り,10間進むと相互に連絡させて通風をはかった。
錦旗炭鉱では本坑道と連坑道の間隔は15尺から25尺で、25尺進むごとに連絡させ、坑道の長さ600尺ごとに地表面に向けて風井を設けている。