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同上
‥‥ 第1波に見舞われた昨春にはコロナ対策の「優等生」とも言われたドイツが深刻な感染再拡大に直面している。‥‥
■ 未接種者に制限
医療崩壊を防ぎながら、経済活動の維持を図るとして、医療の逼迫度が一定水準を超えた地域では、接種証明書などをもとに、未接種者のレストラン利用やイベント参加などを禁じる。
地域の感染状況を問わず、未接種者にはパスや電車などの公共交通の利用や職場への出勤時には、ウイルス検査の陰性証明を求める。
一連の対策は「緩和」から「規制」への再転換を印象付けるものだ。
今春の第3波で連邦政府が主導した店舗閉鎖などの時限措置は今夏前から順次終了していた。
州によって対策にばらつきが出たことが感染増を許したとの見方があった。
規制強化策は実質的に未接種者を社会活動から締め出すもので、「差別的」「自己決定権の侵害」との批判も招いている。
連邦政府と州政府は3回目を含めた接種促進に力を入れるが、ワクチンそのものを拒絶する層がどれだけ接種に応じるかは見通せない。
オーストリアも15目、未接種者の外出を制限した。
それでも感染抑制につながらず、2日から全土での都市封鎖(ロックダウン)に踏み切った。
オランダは飲食店などの閉店時間を繰り上げ、未接種者の行動制限も検討する。
各国では激しい抗議デモが相次ぎ、オランダとベルギーではデモ隊と当局の衝突に発展した。
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「新型コロナ」騒ぎを「馬鹿な戦争」の一つと位置づけ,「馬鹿な戦争」が繰り返されるしくみを考察しようとする本論考には,まだ埋まっていない項目がいくつかある。
その一つが,全体主義による全体に従わない者の排斥である。
「新型コロナ」では,これはワクチン接種者による未接種者の排斥という話になる。
マスコミを筆頭とするワクチン接種をキャンペーンしてきた者たちは,「感染拡大」が繰り返される度に,面目を潰される格好になる。
彼らは,ひとの思いが「風邪とはもともとこんなもの」「風邪にワクチンは無力」に向かわぬよう,「感染拡大」を未接種者のせいにしようとする。
註: |
体制による体制矛盾隠蔽の常套は,スケープゴートをつくることである。
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これから冬に入る地域は,新型コロナが「感染拡大」するところとなる。
彼らは未接種者差別に,躍起になっていく。
これはどのような社会現象を現していくことになるか?
自由主義がスピリットにある欧米では,「レジスタンス」が社会現象になっていく。
「和をもって貴しとなす」がスピリットの日本だと,「非国民」の概念が復活する。
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