「新型コロナ」が，公式に「ただの風邪」になった。 これは，新型コロナウイルスが弱まったとか，感染者数・死亡者数が減少したということではない。 新型コロナウイルス感染の中身は，はじめからいままで，ずっと同じである。 いま「ただの風邪」になったということは，最初からただの風邪だったのである。 新型コロナウイルス感染に対し「パンデミック」騒ぎをしてきた者たちは，これがただの風邪ということになると，立場がなくなる。 よって，新型コロナに対する自分の構えは不動であることを，パフォーマンスし続けていかねばならない。 専門家・マスコミ・知事連中・学校がそうであり，そして自粛・マスクを守らない＜悪者＞に義憤してきた大衆がそうである。 彼らパンデミック派は，新型コロナウイルス感染に対する警戒をことばや行動に表すことを，正義とし，インテリジェンスとしていく。 自分はこの正義・インテリジェンスの側にいるということで，自分を保つ。 こういうわけで，マスクは，まだまだけっこう多くの日本人が，これからも着け続けるものになる。 ただの風邪感染は年中あり，そして季節性のものは１日100人以上の死者がでることになるから，彼らがマスクを外せる時は無いのである。 マスクは既に日本人の正装というものになっているが，パンデミック派はこの風俗を頑なに守っていくことになるわけである。 |