Up | NHKの誤算 | 作成: 2020-07-29 更新: 2020-07-30 |
この「専門家」とNHK の誤算は,新型コロナがそれほどの感染症ではなかったことである。
「新型コロナがそれほどの感染症でないことは,後になってわかることである」──この言い訳は立たない。 新型コロナがたいした感染症でないことは,はやい段階からわかっていた。 ひとが新型コロナを恐怖するよう情報操作し,新型コロナを恐怖するひとの声を専ら取り上げ,「自粛」の態度を見せない者を悪者にしていく。 こうして「偏向報道」を地で行く者になる。 NHK は,いま引っ込みがつかない。 「自粛」全体主義は,さんざんひとの生活を壊してきたからである。 NHK は,新型コロナを「対策しなければ何十万人も死亡」の怖い感染症にし続けていかねばならない。 「対策しなければ何十万人も死亡」の怖い感染症であれば,「自粛」が緩めばたちまち惨状を呈さねばならない。 「Go To トラベルキャンペーン」なんぞは,もってのほかとなる。 しかし,情況は一向そのようにはならない。 こうして NHK は,実数を伴わない「感染拡大」を唱えるだけになる。 報道されている「感染状況」は,実際とはまったくかけ離れたものである。 「新型コロナ感染拡大」と比較されることになる「インフルエンザ流行」は,こんなものではないからである。 門外のひとは知るまいが,「専門家」と「間抜け」は両立する。 つぎは,インフルエンザの週ごとの受診患者数の推移グラフ── 2018年第47週(11/19〜11/25) から 2019年第20週 (05/13〜05/19) まで──である:
知るべし──「感染者数」とは,こんな規模の話なのである。 自治体首長や NHK がさわいでいるような百や千の桁の数の話ではない。 十万や百万の桁の数も驚くようなものではない,というのが「感染者数」なのである。 |