|
読売新聞, 2020-08-18
社説
不安軽減で消費底上げ目指せ
GDP下落最大
‥‥‥
多くの人が感染を恐れたままの状態では、消費の底上げは難しい。
政府が注力すべきは国民の不安軽減である。
医療体制の確保と、感染状視の正確な把握を可能にするPCR検査の拡充が急がれる。
ビジネス継続のため、会社負担で社員の検査をする企業が増えている。
中小企業も必要な場合は検査が実施できるよう、政府の後押しで費用を抑えられないか。
‥‥‥
雇用の安定も重要だ。
休業手当の一部を補助する雇用調整助成金は、上限額引き上げなどの特例措置が9月末で期限切れとなる。
延長で雇用を守ることが大事だ。
第2次補正予算に計上した多額の予備費を有効に活用したい。
企業倒産を防ぐ資金繰り支援や資本増強を円滑に行い、外食や観光など打撃が大きい業種には、特に目配りすることが望ましい。
感染症との闘いは長期化も予想される。
状祝に応じ、追加の経済対策をためらうべきではない。
次の成長に向けた政府の施策が不可欠だ。
在宅勤務や「巣ごもり消費」の定着で、需要が伸びた分野がある。
ネット通販や宅配サービスのほかIT関連ビジネスが活況だ。
高速・大容量通信規格「5G」の基盤整備も急務である。
政府は、産業構造の転換を見据えて戦略を描き直してほしい。
|
|
(1) トンチンカン
「 |
多くの人が感染を恐れたままの状態では、消費の底上げは難しい。
政府が注力すべきは国民の不安軽減である。
医療体制の確保と、感染状視の正確な把握を可能にするPCR検査の拡充が急がれる。
ビジネス継続のため、会社負担で社員の検査をする企業が増えている。
中小企業も必要な場合は検査が実施できるよう、政府の後押しで費用を抑えられないか。」
|
ひとの不安は,「医療体制があやしいから病気になれない」ではない。
ひとの不安軽減は,「医療体制がしっかりしているから病気になってもだいじょうぶ」ではない。
ひとの不安は,「PCR検査が不随意」ではない。
ひとの不安軽減は,「PCR検査が随意」ではない。
実際,ひとにとっての「PCR検査」の意味は,「陽性が出たらひどくめんどうなことになる」である。
PCR検査は,迫られてするものであって,すすんで受けたいと思うものではない。
「感染拡大」を捏造しさんざん不安を煽っているくせに,いけしゃあしゃあと「不安軽減」を言う。
これを「マッチ・ポンプ」という。
マスコミの常套であり,マスコミの最も悪質なところである。
(2) 本末転倒
「 |
次の成長に向けた政府の施策が不可欠だ。
在宅勤務や「巣ごもり消費」の定着で、需要が伸びた分野がある。
ネット通販や宅配サービスのほかIT関連ビジネスが活況だ。
高速・大容量通信規格「5G」の基盤整備も急務である。
政府は、産業構造の転換を見据えて戦略を描き直してほしい。」
|
ひとは簡単に,本末転倒をやってしまう。
本と末の<桁違い>がわからないのである。
読売新聞社もこの類というわけである。
「在宅勤務や巣ごもり消費の定着で、需要が伸びた分野がある」「産業構造の転換」だってさ ^^;
──「在宅勤務・巣ごもり消費を自分の生き方にする者も,そりゃあいるかもね」と返すのみ。
|