Up 気にしても無駄 作成: 2020-03-14
更新: 2020-03-14


    感染は,0 か 1 ではない。
    即ち,程度問題である。

    「陰性・陽性」のことばは,ミスリーディングである。
    ウィルスが検出されれば「陽性」,検出されなければ「陰性」──とそれぞれ言うわけであるが,「検出されなかった」は「感染していない」ではない。
    魚が釣れないことは,魚がいないことではない。

    「陽性→陰性→陽性」を指して「再感染」と呼ぶ「専門家」がいるが,困ったものである。 ──翻って,専門家とはこの程度のものである。


    ウィルスの大きさは,100ナノメートル程度 (ナノメートル=10−9 メートル)。
    このサイズのものが人間の生活のスケールの中でどんなふうに存在し振る舞っているかなど,そもそもわかることではない。
      例えば「手洗い」「マスク」「アルコール雑巾拭き」等の効果──こんなのは,そもそも調べられるものではなく,したがってわかっているはずもないのである。
    マスメディアに呼ばれて発言する専門家は,素人の言と変わらないことしか言わないが,実際そうなるしかないのである。