Up 「霊魂・輪廻転生」 : 要旨 作成: 2017-10-16
更新: 2017-10-16


    <このわたし>の解釈に対し,ひとはこれまで<思弁>という方法しか持ち合わせてこなかった。
    そしてこのときの思弁は,超越論になる。
    そのうちでわれわれが最も馴染みとする解釈は,「霊魂・輪廻転生」である。

    「霊魂・輪廻転生」の表現は,科学の時代にも健在である。
    実際,<手を合わせる>は,社会的行為である。

      「霊魂・輪廻転生」を信じていない者も,信じているいるふりをしなければならない。
      そうしないと,社会が回らないからである。
      「霊魂・輪廻転生」を信じているふうにパフォーマンスすることは,この社会のマナーというわけである。