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和田信一郎『土壌学』, 13. 畑の土, p.225.
土壌浸食の最大の誘因は,
畑の表面が裸地状態になることと,
耕耘によって土が膨軟になること
である.
特に後者の影響は大きい.
これを避けるために不耕起栽培という栽培法が提案され,合衆国では普及しつつある.
この栽培法の基本形は,収穫残渣は基本的に土の表面に残して被覆材とし,雨滴の衝撃を緩衝させ,播種や施肥のために最小限の耕起を行う,というものである(no till).
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『生きている土壌』, p.49.
近年、土を深く反転する耕耘の不利が言われている。
過度に通気し、天地返しをすることになる。‥‥‥
最近では、この古い耕し方から、士を反転させずに柔らかくして、通気性を良くする方向に変わりつつある。
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- 引用Webサイト
- 引用文献
- Erhard Hennig : Geheimnisse der fruchtbaren Böden。
Organischer-Landbau Verlag Kurt Walter Lau, 1994.
中村英司[訳]『生きている土壌』, 日本有機農業研究会, 2009.
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