Up 要 旨 作成: 2008-12-18
更新: 2008-12-18


    事件に際して,人はハイテンションになる。
    そして,いろいろと判断を誤る。
    冷静なときにはやらないことを,やってしまう。

    このとき,たいていアタマからすっぽり抜けているのが,「ユーザ本意」の考えである。 意識しないで,ユーザの不信・疑惑を買う行為に走ってしまう。

    特に,いちばんやってはならないことをやってしまう。
    すなわち,「密室」をつくるということである。

    ひとは「密室」をつくるという行為を好む。
    そこには格別な配慮があるという想いになれるからである。
    しかし,「密室」はだいたいがつまらないものである。
    しかも,ユーザの不信・疑惑を買う最たるものが,この「密室」である。