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マナー
作成: 1997-01-09
更新: 2006-02-24
利用マナー(約束/モラル/エチケット) は,つぎの考え方に導かれています:
ひとは,個々に,なにからなにまで違う!
自分と違う存在を認めなさい!
他人を否定するようなわがまま(我の主張)をするな!
そこで特に,つぎのようになるわけです:
他人や組織を誹謗中傷するな!
プライバシーの侵害に注意!
実際,自分の思う「プライバシー」とひとの思う「プライバシー」は違います。
発信に際しては,つぎのことに十分留意して下さい:
ものの言い方,表現の仕方を,よくよく考えること。
ニュアンスを相手が取り違えるのは,通常のことです。
一度発したことばは,取り消せません。とことん慎重に。
返信
「電子メールはちゃんと届いたかな?」──送り主はとても心配しています。すぐに返事を書きましょう。
メールで意見交換するときの注意
メールをやりとりするときの注意ですが, メールの文章は,ひとの思考,そのときの状況の1万分の1も 表現されていません。
しかしそれでなおかつメールでコミュニケーションできているのは, 相手の思考や状況を想像し,表現の制約に留意した上で,表現され ていない圧倒的な部分を埋める作業(この作業が意識に上ることは 少ないですが)を,自分の側でしているからです。
表現されていない空白をどれだけ埋められるか,どんな具合に空白 を埋めるかは,その人の経験値や,世界観で決まってきます。
「読む」という行為は「恣意」です。 したがって,メールの読み・書きは,ひじょうにリスキーな行為です。
このリスクを,いろいろ痛い目を経験して知るようになると, メールのやりとりでは「謙虚」と「相手に対する尊敬」が最も重要 なことであることがわかります。
メールによる意見交換の意義は,自己検証・自己実現・自己発展 の場です。自分の意見は,およそ3%に共有されます。それ以上は 共有されませんので,そのつもりで活用するわけです。