Up | 「犯罪との消極的共存」の思想へ | 作成: 2008-01-12 更新: 2008-01-12 |
──すなわち,犯罪の存在否定は,人の社会が拠って立つある複雑系の否定になるのだろう。 ネットワーク管理では,ネットワーク犯罪は否定的な存在として扱われる。 しかし,ともかく存在しそして無くなるとは考えられない以上,その存在は認めねばならない。 実際,ネットワークの文化には,文化一般と同じく,「犯罪がせっせと文化にインテリジェンスを与え,文化を育ててきた」面がある。 あるインテリジェンスは,それによって自分の存在を危うくされる/自分の生活を不具合にされる者にとっては,犯罪である。 ただそれだけのことである。 インテリジェンスの本質的なところでは,犯罪性はわからなくなる: |