Up 多様な個の参加が「自由」を開発 作成: 2007-09-11
更新: 2007-09-11


    コンピュータの「自由」を開発してきたのは,多様な個の参加である。 パラダイムのシフトを起こすのは天才の類かも知れないが,そこで示された道を実現するのは,膨大な数の多様な個の参加である。

    一般に,個人のアイデア・創作を吸収・回収することが,企業の役回りである。
    大企業は,新技術を開発した小企業の吸収で大きくなっている。

    「自由」の開発の営みを大企業が回収しそして独占することは,「自由」の理念に反する。 そこで,「自由」の立場の主張・実践が,自ずと起きる。
    ──「ハッカー」の意味づけを行うとか,「フリーソフトウェア」 のムーブメント (そしてこれをルーツとする「オープンソース」のムーブメント) は,これに類する。