Up 要 旨 作成: 2008-02-21
更新: 2008-02-21


    個人情報保護法の成立後,これの遵守として生活の一部様式を 180度転換することが起こっている。
    特徴的なものの一例は,使い物にならない「職員名簿」。 住所・電話番号がないので,使い物にならない。 しかしこんなものでも,個人情報保護法に従い,「取り扱い注意」となる。

    以前の様式は大間違いだった。われわれはひどく愚かだった。」の総括があっての 180度転換ではない。
    実際,「以前と今のどちらがまともか?」と問われたときのひとの答えは「以前」になる。
    しかし同時に,ひとは個人情報保護法遵守として以前の様式を 180度転換することに躊躇しない。
    マスコミは,個人情報保護失敗の摘発の先兵をやる。
    これは一体どういうことか?

    これは,集団ヒステリーである。
    ひとはこの手のことをよくやる。
    これに対しては,「またやってるよ」くらいの感覚で応じておけばよい。


    さて,この集団ヒステリーが,ネットワーク管理をも取り込もうとする。
    言うまでもなく,ネットワーク管理はこれに取り込まれてはならない。