「教職員に自分の管理するソフトウェアのシリアルを報告させ,これを台帳に記す」は,どういうロジックにより,「ソフトウェアの不正コピーを発生させない」とつながるのか?
ロジックは,結局つぎのようであるしかない:
- 教職員に自分の管理するソフトウェアのシリアルを報告させる。
これにより,大学所有のコンピュータすべてに関し,その中に入っている正規ソフトウェアがわかる。
- つぎに,ソフトウェア管理機関が,大学所有のコンピュータに対し,(一斉に,あるいは適宜,あるいは何か問題発生の都度) その中に入っているソフトウェアのシリアルを調べる。
重複するシリアルが発見されれば,そのシリアルを報告した教職員が不正コピーに係わっていることになる。
- 不正コピーが発見されたときは,ソフトウェアを適切に措置し,不正コピーに係わった教職員を適正に処分し,然るべきところにこの一件を報告する。
特に,「管理台帳作成」は,「管理機関が教職員管理のコンピュータを調査する」とペアになる。
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