Up | 「箱を持たせれば,中身を自分で埋めていく」 | 作成: 2008-06-30 更新: 2008-06-30 |
思惑先行の丸投げをやり,そして,思惑先行の丸投げをやっているという意識を持たない。 「学生のパソコン必携化」政策も,「箱を持たせれば,中身を自分で埋めていく」政策である:
ここには,つぎのものが見える: 「コンピュータ,ソフトが無ければただの箱」の諭しがあるが,ここで「ソフト」は,使用環境・行動様式も包摂するシステム全般を指す。 この「ソフト」が伴っていなければ,コンピュータはただの箱である。 「学生のパソコン必携化」政策は,「箱を持たせれば,中身を自分で埋めていく」政策であり,正真正銘の「箱物」施策になっている。 「箱物」施策は,無駄遣いで終わる。 「箱を持たせれば,中身を自分で埋めていく」とはならないからである。 ちなみに,「学生のパソコン必携化」を発想する者は,「強制的に買わされるパソコンも,パソコンには変わりがない」と思っていることになる。 事実はどうか? 強制的に買わされるパソコンは,パソコンにはならない。 |