Up エッジコンピューティング 作成: 2024-10-05
更新: 2024-10-05


    「エッジコンピューティング」:
      データを生成する場所やその近くでコンピューティングリソースを活用するアーキテクチャ
      分散化アーキテクチャ
      これにより、データを中央のクラウドデータセンターまで送らずに、現地で処理・解析することが可能 (ネットワークトラフィックの削減)

    「エッジコンピューティング」は,「中央処理」がこれの対立概念になる。

      NTT東日本「エッジデバイスとはインターネットに接続された末端のデバイス|IoT」から引用:
    業務にエッジデバイスを活用するメリットは以下のとおりです。
     ・情報セキュリティ対策になる
     ・ネットワークの処理速度の向上
     ・通信コスト削減
     ・BCP (Business Continuity Plan) 対策

    BCP対策
    エッジコンピューティングは,エッジサーバとクラウドでデータ保管ができるため、緊急事態への対策、いわゆるBCP対策になります。
    クラウドコンピューティングは、クラウド環境が何らかの災害によって故障や停止したときにバックアップデータがないため、業務停止してしまう可能性がある点がデメリットです。
    システムによっては機密情報を取り扱っているケースは珍しくありません。
    エッジコンピューティングであれば、たとえクラウド環境が停止した場合でもエッジサーバで情報管理すればクラウド環境復旧までの間、最低減の業務を継続できます。
    また、デバイスを冗長化 (スペア準備) することでシステム停止リスクをさらに軽減できるでしょう。