Up マイナンバースマホ 作成: 2024-10-11
更新: 2024-10-11


    マイナンバーカードは,マイナンバーの携帯媒体である。
    これを持っているだけでは,マイナンバーは,用を成さない。
    マイナンバーは,それに紐付けられている「わたしの情報」へのアクセスと,セットである。

    「わたしの情報」にアクセスする情報端末は,スマホである。
    また,マイナンバーカードは,スマホ媒体にする方が便利になる。
    よって,マイナンバーカードはマイナンバーの保管専用となり,実用の方はスマホでということになる。

    かくして,マイナンバー制は,国民総スマホ携帯制である。
    いまは社会が「国民総スマホ携帯」を当て込んで既に動いている時代であるから,国民総スマホ携帯制はすんなり受け入れられることになる。


    スマホを持とうとしない者には,マイナンバー使用を最低機能とするスマホが,国から支給されることになる。
    こうしてひとは,<体+スマホ>になる。
    そうすると,これを面倒臭く思って,体にチップを埋め込むやり方を求める者が出てくる。
    そしてこの方法は,スマホに適応できない高齢者にはこれしかないというものである。
    こうしてひとは,さらに<体+埋め込みチップ>へと向かう。


    話が段々と,昔の SF 近未来小説のようになってきた。
    しかし,話の筋はロジカルである。
    AI の方では,ひとはもうAI の優位を認めている。
    体のロボット化の方も,ひとはこれの優位を認めるようになる。

    ひとは,便利な方に向かうのである。
    ヒトがテクノロジーをもってしまって以来,「便利な方に向かう」がヒトの進化の形になったのである。