English
|
Up
2.4GHz帯無線
作成日: 2000-02-20
修正日: 2000-12-16
2.4GHz 帯の電波(ISM バンドの一つ)を使用
2.4GHz 帯: 2400〜2500GHz (周波数帯域幅 97MHz)
伝送速度
最大 11Mbps (IEEE802.11b)
現時点で 200k 〜 10Mbps
半2重
3年後には最大 59Mbps まで高速化 (IEEE802.11g)
伝送距離
同じ場所で同時に利
用できる搬送波の数
4波
無線局の免許
不要
ISM (industrial, scientific and medical) バンド:
電子レンジなど,電波のエネルギーを直接利用する用途に用意された周波数帯。ITU-R (国際電気通信連合の無線通信部門) が定めた。
漏出電波が一定出力以下であれば,通信機器でも無線局免許なしで利用できる。
ISM バンドには,2.4GHz帯のほか,13.5MHz帯,27.1MHz帯, 40.6MHz帯,915MHz帯,5.8GHz帯,24.1GHz帯といった割り当てがある。
2.4GHz帯は,Bluetooth も使用。
ユーザー収容数
有限の電波を利用するため,ユーザー数を無尽蔵には増やせない。
1基地局に収容するユーザー数が一定数を超えると,スループットが急激に落ちる。
多くの通信事業者は,1基地局に対し 100〜200人までという上限を設定
3年後には最大 59Mbps まで高速化
利点
無線局免許が不要
高速 ──「ブロードバンド」の課題に対応できる
ブロードバンドを迅速に提供できるのは無線のみ
保守点検が必要な有線回線が大幅に短いため,運用コストも少ない
難点/課題
基地局のアンテナが見通せなければ使えない
電波干渉──通信品質が不安定
基地局のカバーエリアが重なる場合
マルチパス
無線による通信の際,ビルなどに反射した電流によって通信の経路が複数に分かれ,異なる経路の信号が干渉して通信の品質が落ちる現象
2.4GHz帯をほかの用途で使っている電波源(家電製品等)からの干渉
無線基地局のカバー・エリアが狭い
基地局の設置場所確保
利用
LANの拡張
インターネット接続用アクセス回線
低料金のインターネット接続サービスに
基地局のフランチャイズ制を採れる