概 要
(http://zdseek.pub.softbank.co.jp/macweek/9907/22/n_apairep.html から引用)
アップルコンピュータは,Lucent Technologiesと共同で,ケーブル不要のインターネットアクセスをiBookに提供する,ワイアレスネットワーク「AirPort」を発表した。AirPortベースステーションの価格は299ドル。おな,PowerBook G3向けにも,ワイアレスカードを出荷する予定。
同製品は,新しいコンシューマポータブルiBookに,ケーブル不要のワイアレスインターネットアクセス機能を提供するワイアレスネットワークソリューション (iBookに装着するAirPortカードや,AirPortベースステーションが含まれる) 。業界標準のIEEE 802.11b規格をベースに,最高11Mbpsのデータ転送速度を実現。AirPortベースステーションは,56Kモデムと10BASE-T Ethernetポートを内蔵し,電話線,ケーブルモデム,DSLモデム,LANなどを通じてインターネットアクセスが行える。はじめからワイアレスネットワークを考慮して設計されたiBookには,2つの内蔵アンテナや,別売りのAirPortカードを装着可能なスロットが装備されている。1台のAirPortベースステーションで最大10台のiBookを同時に共用でき,最大150フィート離れた場所から利用できる。
(http://mac.nikkeibp.co.jp/mac/hotnews/9907/mw-apple4.shtml から引用)
Apple,iBook用に無線システム「AirPort」発表最大11Mビットのワイヤレス通信が実現[1999年7月22日(木) 松野 浩之=日経MAC]
米Apple Computer社(http://www.apple.com/)は99年7月21日(米国時間),同日公開したコンシューマー向けノート・パソコン「iBook」に無線ネットワーク機能を追加するソリューション「AirPort」を発表した。価格はiBookに装着するカード「AirPort Card」が99ドル,ベースとなる「AirPort BaseStation」が299ドル。iBookと同じく9月に出荷する。
AirPort Cardは,iBookのキーボード下にはめ込んで使う。AirPort BaseStationは,56Kモデムと10BASE-T Ethernetポートを内蔵。電話線,ケーブル・モデムのほか,DSL(Digital Subscriber Line)モデム,LANなどにつないでインターネットに接続できる。
AirPort Cardを装着したiBookと,AirPort Base Stationの間は,最大11Mビット/秒の速度でデータを無線転送できる。通信には,iBookが本体に内蔵するアンテナを利用する。通信可能な距離は最大150フィート(約46メートル)。1台のAirPort Base Stationで,最大10台までのiBookを接続できる。
AirPortの技術は,米Lucent Technologies社とApple社が共同で開発した。業界標準のIEEE 802.11b規格を採用するので,従来の無線LANとも互換性があるという。もちろん,日本においても問題なく使用できる。Apple社では,現行のプロフェッショナル用ノート・パソコン,PowerBook G3シリーズ向けにも無線カードを出荷する予定だという。
なお, iBookはアンテナ内蔵なので,AirPort Cardの追加だけで無線に対応。PowerBookの場合は,Lucent社から出荷される予定のPCカードを使うことで無線対応になる。 また,デスクトップ機での無線ネットワークもAirPort BaseStationを使えば実現する。