Up 1.4.1 文生成システムの同型  


 二つの文生成システム
Gi=(Ni,Ti,Pi,Si),(i=1,2)
は,1対1対応
n: N1 ─→ N2       
t: T1 ─→ T2,t(S1)=S2
で,1対1対応
1─→P2

を導く(註)ものがとれるとき,同型であると言う。また,このときのnとtの対(n,t)を,G1G2の上への同型と呼ぶ。



(註) 即ち,ViNiTi(i=1,2)に対し,h:V1─→V2
h|N1=n
h|T1=t
で定義し,さらに
h*:V1*\{ε}─→V2*
を,
 h*(x12・・・・xn) = h(x1)h(x2)・・・・h(xn)
(x1,・・・・,xn∈V1

で定義するとき,(h*×h*)|P1が,P1とP2 の間の1対1対応になっていること。